うつくしく健康なプログラムのために

悪がはびこると善が滅びる、と言われますが、プログラミングの世界ではどうでしょうか。
不健全とわかってはいても、動作実績や工数やお作法を気にしてそのまま使ってしまったり、対処療法で修復(治療)を重ねたり、もしくは他人の作った不健全なコードを引継・評価したり、だれしも一度は経験があるのではないでしょうか。

今回は『Cプログラミング診断室』を題材に、30年近い時を超えてもなおはびこる不健康なコード例を見ながら、どうすれば「うつくしく健康なプログラム」が溢れる世の中になるのか、ざっくばらんにディスカッションを行います。
このディスカッションのタイトルは、尊敬の念を込め、本の副題より頂戴いたしました。
本書はおよそ30年前に出版されていますが、Cプログラミングの技術だけでなく、
プロジェクトの管理やエンジニアの教育、という観点についても、現代の僕たちの現場にとても示唆に富めるものとなっています。
題材としてはC言語となりますが、他の言語や一般的な仕事の進め方などに広がる形での話題の展開を考えております。

多くの方にとって、面白くためになるトークを目指しますので、ぜひともご参加ください。

<登壇者(DSF2021実行委員)>