「そうだ〇〇行こう」企画~北海道更別村発~DXで進化する農業と暮らしの融合
~北海道更別村発~
DXで進化する農業と暮らしの融合北海道十勝地方の更別村は、「十勝で最も東京に近い村」と言われています。人口約3,100人の小さな村ながら、農家1戸あたりの経営面積は44.6ヘクタール、トラクター保有台数は平均4台以上、世帯所得は2,000万円前後と、農業の生産性と収益性において全国でも突出した実績を持っています。
しかし、2016年の台風被害を契機に、気候変動や高齢化、労働力不足といった課題が顕在化。
これを機に更別村は、スマート農業と地域DXの融合による「暮らしの再設計」に乗り出しました。ロボットトラクターやドローンによる自動作業、AIとIoTを活用したセンシング技術の導入により、作業時間の大幅な削減と農業経営の高度化を実現。さらに、ローカル5G通信網を整備し、遠隔地から複数の農機をリアルタイムで監視・制御する体制も構築しています。
一方、生活面では「スーパービレッジ構想」を掲げ、医療・交通・行政サービスのDX化を推進。自動運転車両による移動支援、ウェアラブルデバイスによる健康管理、顔認証による証明書発行など、住民のQoL向上に直結する取り組みが展開されています。これらの施策は、農業従事者を含む高齢者が「100歳までワクワク働ける」環境を整えることを目的としています。
本パネルディスカッションでは、農業と暮らしの両面でDXがどのように融合し、地域の持つ可能性を高めているのかを、現地インタビューや農場見学の成果を交えて紹介。参加者とともに、技術と人が共に進化する農村の未来像を描きます。
