ハードウエア仕様が製品毎に異なる「組み込み系のシステム開発」では、製品毎にソフトウエアをスクラッチ開発するのが一般的であった。 しかし近年「開発規模や検証範囲の爆発的な肥大化」に対処するために、既存ソフトウエアを最大限再利用した「SW ファースト」が提唱され、自動車業界を始め多くの企業がこれに取り組んでいるが、実現への道のりは平坦でない。 本公演では代表的な阻害要因の分析と改善への指針を提示する。