CPU内部のサイクル粒度の挙動が、ハードウェア技術者以外にはイメージしにくくなっている。 そのように感じたことから、CPUの振る舞いや仕組みを"ソフトウェアを遅くする要因"に分解して紹介する書籍『プログラマーのためのCPU入門』をラムダノート社から出版しました。 本講演ではこの書籍の中から、CPUの基本的な振る舞いのいくつかを振り返ります。また、マルチプロセッサ特有の難しさなどについても紹介します。