DSF2021は無事開催を終了いたしました。沢山の方にご参加/ご登録いただきありがとうございました。来年も開催予定ですのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
30年ほど前、私はGRAPE-1という銀河のシミュレーションを行うスパコンを開発した。専用計算機として注目を浴びる一方、演算精度が8ビット程度と小さかったため、おもちゃのようだと揶揄されることもあった。 その後、FPGAベースのホログラフィ専用計算機の開発に移行し、同様に低精度を追求している。ごく最近になって、AIチップが8ビット精度で登場して低精度計算が注目され始めた。本講では適材適所の計算精度について議論したい。